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【導入事例のご紹介】ゆうあいクリニック様

更新日:2023年10月10日

「まさに、これは私が探していたものだ!」 「MVision health」の 視覚的に訴える画像や、具体的な数値は、受診者の行動変容につながる。

 

ゆうあいクリニック

ゆうあいクリニック(神奈川県横浜市)は、PETや MRIなどを複数台備えた画像検査専門医療機関として、2004年に開院した検査専門クリニック。開院時から臨床検査と任意型健康診断を行っており、がんを中心に、脳疾患や生活習慣病など、幅広い病気の検査を行う。

 

※ゆうあいクリニックの診療部部長である桑田有希子先生のインタビュー記事がM3.comに掲載され、下記はその記事を一部抜粋、要約したもの。

ゆうあいクリニック桑田有希子先生

MVision health(エムビジョンヘルス)を導入した背景

桑田先生:

当クリニックの検査画像は全て放射線科専門医が読影レポートを作成していますが、検診の総合判定の内科医チームもPACS画像を参照しています。しかし、年齢や、経時変化について評価基準があるわけではないため、微妙な結果の場合、話し合っても「病的といえるほどではない」「加齢性変化の範疇」などということになり、もやもやした気持ちで、結果を受 診者にお返ししていました。


また画像上、脳萎縮が気になる受診者の健康寿命を短くする修正可能なリスク因子などは、 今すぐ改善に取り組んでいただきたい課題ですが、実践にはハードルが高いです。脳萎縮が進んでいる画像や具体的な数値はインパクトが強いと思います。MRI画像の脳白質病変は視覚的にも目立ちますので、管理意識を高めるのに効果的ではないかと考えています。


脳萎縮や脳白質病変を定量化して提示するサービスを提供する企業はないだろうか、と長年思っていたところに、MVision healthの案内が届き、「まさに、これは私が探していたものだ!」と心の中で、ひとり小躍りしました。


類似の製品・サービスと比較した上でMVision healthを導入した決め手

<開発チームと技術への信頼>

桑田先生:

検診のツールを導入するにあたり、他社の製品とも比較検討しましたが、MVision healthは、開発チームの方と直接お話ができ、質問に対して、科学的でスマートな回答が得られました。また「海馬の体積の評価もできないか」とお願いしたところ、すぐに、海馬や扁桃体の体積測定も行っていただけるお返事をいただき、「対応が早い」と感心しました。


<専門家によるオンラインカウンセリング>

桑田先生:

さらに結果に不安になった受診者には、朝田先生が自由診療で脳の健康相談に幅広く対応する「オンラインカウンセリング」を提供してくれることも決め手になりました。


一般論ですが、メモリークリニックなどの受診については、通院のハードルが高かったり、本人が拒否したりするケースもあるため、自宅でリラックスして受けられるオンライン診療はとても良いツールなのではないでしょうか。


認知症研究の第一人者である朝田先生に、お茶の水まで出向かなくても、自宅から、こんなに簡単にカウセリングが受けらえるというのはとてもありがたいことだと思いました。


MVision healthの検診への導入方法

桑田先生:

検診メニューの中の最高ランクの検診コースに、「MVision health」をオプションではなく、標準として組み込みました。また、ほかの検診コースでも、「全脳・海馬AI測定」と言うオプションとして選択できます。


MVision healthの活用方法と期待

<脳の健康状態をきっかけとした生活習慣の改善>

桑田先生:

MVision healthの結果報告書には、認知症予防だけでなく脳の健康を守る指導についても詳しく記載されています。そのアドバイス内容は、結果とともに、複数回読み返していただけるのではないかと期待しています。


MVision healthの 視覚的に訴える画像や、同年代ランキングを含む数字の認識、をきっかけとして生活習慣修正を継続できる方が増えれば、と期待しています。


<継続的な脳の健康マネジメント>

桑田先生:

今後、複数回のMVision healthの継続データの結果を比較し、行動変容からリスク因子が改善されることで、脳萎縮の進行度合いがゆるやかになったり、白質病変の進行が止まったりなどの成果が見えてくれば、達成感、自己コントロール感も高まり、適切な生活習慣の維持のモチベーション強化につながるのではないかと考えています。

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